妊娠中の習い事や運動として必ず上がってくるマタニティスイミング。
えっちゃんは自力で区民プール、講師に習うスクールのどちらも経験しました。
いつから通えるのだろう?注意点は?どのような効果があるんだろう?と気になっている妊婦さんも多いのでは!?
このページではマタニティスイミングで感じた効果、注意すべきポイント、おすすめの水着、泳ぐ以外のメリットを中心に経験談をまとめています。
えっちゃんはスクールに通うことで体力作りやマタ友との出会いに繋がり~プラスの思い出~で溢れたため、ぜひオススメの運動です!
あくまで個人の経験談になります。体調は個々に異なるため、必ず主治医にご相談の上で取り組みましょう。
- マタニティスイミングとは?
- プールデビューのその前に・・・
- 区民プールデビュー
- スクールデビュー
- マタニティスイミングでのタイムスケジュール
- マタニティスイミングで得た効果
- マタニティスイミングで注意すること
マタニティスイミングとは?
妊娠中にプール等で運動をすることを言います。水の中の浮力によって、重たい体も動かしやすくなる有酸素運動です。また、水の中の心地よい揺れや音がリラックスや気分転換をさせる効果があるとも言われているそうです。一般的に安定期頃から受け入れるスクールも多いことから安定期以降に始められる方が多いそうです。
必要な持ち物
シャワーを素でささっと浴びて帰宅しようとしましたが、塩素の影響や肌の水分も普段より取られていたため、化粧水やボディクリーム等も持参していました。重い。。
オススメのバッグ
しっかりと荷物の入るリュックがおすすめです。えっちゃんはリュックではなく、ロンシャンのルプリアージュLで乗り切りましたが、スイミング後の帰宅時には水に濡れた衣類でずっしり重たいです。雨の日は傘とバックで動きにくかったです。
プールデビューのその前に・・・
妊娠中に運動したい!と思ったら、まずは主治医に相談をしましょう。自分では大丈夫と感じていても、体調や合併症、既往症等からおすすめできない場合もあるかもしれません。
主治医に相談
えっちゃんは妊娠糖尿病になっていたこと、つわりにより体力が落ちていたため何か運動をしたいなと考えていました。家の周りの散歩も飽きてくるし、体も重くなってきそうだからスイミングで浮きたいなと思い、マタニティスイミングを検討しだしました。子供のころ10年以上水泳を習っていたこともあり、泳ぐ心地よさを知っていたのでスイミングに魅力を感じていましたね。
20wの健診時に主治医の先生に相談したところ、経過は順調であることからOKをいただきました。助産師からは「腹筋をよく使うのでお腹が張ったと思ったら必ず上がって休んでね」と無理しないでねと声かけをいただきました。
ぜひスクールをオススメしたい
心配事に即座に対応できる専門のインストラクター講師の在籍するスクールに通うことをオススメします。
マタニティコースのあるスクールでは入水前に体調チェック等を念入りに行ってくれる施設が多いです。この事前チェックがOKでも運動中に急な体調の変化が起こることもあります。区民プールに自分で通った際には『何かあったらどうしよう』と少々不安な気持ちを抱えていたため、思うように泳ぐことができませんでした。適切に対処してもらえるインストラクター等がいるのといないのでは安心感も変わってくると感じました。
区民プールデビュー
主治医にOKももらったので、早速泳ぎに行こう!とマタニティ用水着をポチリ。届いた週末に区民プールに行くことにしました。インストラクター講師が在籍しているスクールも気にはなっていたものの、泳げる自分!を信じ、お手頃価格で好きなタイミングで通える区民プールを選択。しかし、2度ほど通い、不安になることが多く…思い切り楽しめなかったためスクールへ切り替えました。
区民プール運営先に問い合わせ
妊婦になって、あらゆることで“妊娠中はお断り”を目にする機会もあり、もしかしてお断りされるかも?と思い、電話で問い合わせをしました。
すると…『特に入場禁止ではありませんが、場内で万が一ケガや事故が発生した際に責任を負うことはできません。個人の判断にてお任せします。』との回答でした。
まぁそうですよね。一般回答しかできませんよね。。個人の責任で入場することにしました。
2度ほど通い、行くのを辞めた
私自身も何か起きないようにと慎重に過ごしていましたが、周囲の方に気を遣わせてしまっているシーンが多かったことから辞めました。お腹もそんなに大きくない頃であっても歩き方等で妊婦だとすぐに分かってしまいました。
あらゆる場所で声を掛けられ、「体冷えるわよ」「大丈夫なの?」「滑らないでね」「ひやひやして見てられない」と年上のお姉さま方の注目の的でした。
また、メニューも自分で考えなければならず、何がどこまでいいのかイマイチ判断付きにくく、変な話…締まりのない時間になってしまっていました。
好きなように過ごせる反面、何かあればその場のみんなが気分を害するかもしれないと思い、インストラクター講師のいるスクールに通うことにしました。
スクールデビュー
専門のインストラクターがいることと同じ妊婦仲間と泳げることは、変な注目を浴びずに済み、変な気遣いなしで泳ぐことができました。
数多くのスクールの中から最終的に私が選んだポイントは、2つでした。
◎助産師が運動前の体調チェックを行ってくれること
◎水温が負担のない30度前後であること
通える範囲で選択肢が複数あったため、3箇所体験に行き、より安心して過ごせるスクールに通うことに決めました。
スイミングスクールに問い合わせ
どのスクールも見学もしくは体験が即可能でしたが、体験や入会には主治医による妊娠経過証明書が必須でした。私の産院である大学病院では1枚500円でしたが、病院によって証明書の代金が異なりそうでした。
スクールの決め手
運動前の体調チェックをどこも行ってくれていましたが、血圧・体重測定・体調のヒアリングが基本でした。通うことを決めたスクールでは母子手帳からの経過・お腹の張りの確認をも助産師さんが行ってくれ、丁寧にチェックしてくださるので安心して楽しめると思ったのが決め手でした。
ここまで丁寧に行ってくれるスクールは少ないかもしれません。不安材料がなく、安心して楽しめる!と思えるスクールに通うのがいいかと思います。
マタニティスイミングでのタイムスケジュール
実際のタイムスケジュールはこの通りです。日により多少メニューは異なりますが、結構がっつり泳ぎます。
マタニティスイミングで得た効果
心身ともに疲れにくい体を作れました。
スイミングの日は心地よい疲労感でぐっすり眠れて、翌日もシャキッと起きて行動できました。また、同時期に妊娠している仲間がいることで思い切って妊婦話ができたことはとても心強かったです!なんとなくさ、子供の話って家族以外に自らするものでもないよね?
スッキリ爽快ストレス耐性アップ
妊婦メンタルで弱っている不安定な心もポジティブに切り替えできるようになった気がします。結構些細なことで心の中でガルガルしちゃってたんです。。
合わせて、旦那の妊婦への配慮不足にムカついても寛大に受け止めれるようになった気がします。
体重増加と血糖値が安定
体重は順調にぐんと右肩上がりでしたが、週1通うだけでも増加が緩やかになっていました。1番むくみが取れていたので体がすっきりした感覚がありました。血液循環がUPして代謝もあがっていたのかな!
また、妊娠糖尿病も初期から持っていて、血糖値も順調に右肩上がりでしたが高値更新が緩やかになり代謝UPを実感!あ~運動って大切なんだな、、、
マタ友ができた
これは嬉しい副効果!さほど期待していなかったけれど、毎週顔を合わせるようになるとお互い声を掛け合うことが増えてプール外でも会う仲になる友達ができました。
しっかも5~10歳も下のね、感謝しかない。
マタ友が欲しい~って人は同じ曜日に通い続けて、顔見知りになり、笑顔で分け隔てなく会話をすると自然とできると思います。顔見知りになっても“いやいや話しかけないでくれるかい?”というオーラ人もいました。
マタニティスイミングで注意すること
妊娠中はどの運動でも…できないことは無理してトライせずに自分のペースを守ること、他人と比較しないことが大切かと思います。
水の中は体が軽く感じます。また、スイミングでは順番に泳いでいき、スクールになるので各パートの時間の区切りもあります。流れに合わせて「私も急いで泳がないと!」「ついていかないと!」という気持ちにもなりがちです。私もその1人…苦しくてもあと1周がんばる!と変に無理をしてお腹が張りまくったこともありました。
ですが、無理はせず体の声に耳を傾けながらぜひ参加してほしいなです。
マタニティスイミングは・・・
~スッキリ爽快!リフレッシュ効果あり!ただし、無理をせず楽しく自分のペースで泳ぐべし!~