長男は慶應義塾大学病院で産まれてからそのまま約1ヶ月半、NICU→GCUにお世話になっていました🙏治療の経過は人それぞれになりますし、主に小児病棟での出来事…その時のママの心境や様子をブログにまとめました。
ほぼ毎日面会に行きましたが、休めるうちに休むことも大切だとあの時の私に言いたいです…
🌸ブログが長いのでところどころでタブ(アコーディオン)でまとめています🌸
長男出産から退院までのあらすじ
33w0dに前期破水、緊急帝王切開にて2,000gない軽さで出産。
低体重で早く産んでしまって申し訳ない気持ちでいっぱいとなり、何がよくなかったのか等考えて、、、心配で仕方ありませんでした💔
産後6日目にママは先に退院し、長男は約1ヶ月半後に退院しました。産後すぐからNICUにお世話になっていましたが、10日後にGCUへ移動。
小さく早く産まれてることから肺が未熟なこともあり無呼吸気味。哺乳力も弱く、口や鼻にカテーテルを通して母乳やミルクを胃に送っていました。哺乳瓶(口)から飲めるように練習する日々🍼生後20日頃にカテーテル卒業!直母の練習を進める日々に🍼
退院に向け無呼吸の治療、体重が退院基準の重さまで到達するのを待ち…退院🌸ほぼほぼ休まず通い続け、昼間は赤ちゃんに寄り添って声掛けしていましたが、振り返ると結構疲れていたため…もう少し体を休める日を作ってもよかったかなと強く思いました。
出生後からママ退院の産後6日目まで
小さい体に驚くほど点滴、カテーテル、何かの装置のコードが繋がれていて、保育器の中にちんまり埋まっていました👶それも日を追うごとに少なくなっていき、ママ退院日には数本になっていました。
初めて対面した後に看護師さんから赤ちゃんの様子を聞いて、その後担当医が状態を説明してくれました📝
長男の担当医は小児科の先生で、母体を管理する産科とは別物。
私の担当医は産科の先生で、新生児を管理する小児科とは別物。
産科病棟から小児病棟は繋がっていますが、いくつものセキュリティゲートがあるためゲートを抜けて…NICU病棟に入ると空気感も変わって、"別の病棟にいるんだ"と毎回身が締まりました。
別の科というのは当たり前のことかもしれませんが、産科入院しているので赤ちゃんとママは一緒に診てもらえるよね?って思ってしまってました💦お腹から出てしまえば管理は小児科なのね👶
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初めての対面で…✨
看護師さんは「まぶしいみたいでほとんど目をつぶっているけれど開けたらパチクリして可愛いです💓」なんて明るくかわいいかわいいって話してくれて嬉しかったです。
担当医は「少し呼吸の練習中なのかうまくできないことがあって、投薬しています。また、哺乳力がついていないので栄養(ミルク)は口から胃にカテーテルで送るようにしています。赤ちゃん頑張っていますね😊✊」と教えてくれました。
その時に私が"私は今この子に何もしてあげれないな"ってボソッと話したら、、
担当医が「無理のない時にそばにいて、頭とお尻を手で覆って触れてあげてください✋お腹の中の狭い感覚やママパパの体温が伝わって安心するんですよ。それにね、話し声も知っているから話してあげると喜ぶんですよ!」って話してくれました。
不安な気持ちを察してなのか、いい意味で慣れているからだろうか、皆さん家族への話しかけ方が安心できる伝え方をしてくださっていると思います。張りつめていた気持ちがほどけていきました✨
そして、この担当医の先生が言ってくれた言葉を大事にして、面会に行けばできるだけ触れて話しかけてみたり…ママも一緒にいるよっていうことを感じてもらうようにしていました🌟何もできないことはない!と思うようになれました。
主治医は1人ですが担当医はチーム制で複数名いて、日によって変わります。この担当医さんはこの後の面会の後も何度かお話しすることがありましたし、なんなら発達フォローアップでもお世話になっている先生👓GCUに移動すると近くの赤ちゃんママさんと話している様子も聞こえてしまうのですが、聞こえてくる言葉も柔らかく丁寧に…そして前向きに伝えていて好感触でした😊
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ところ変わって私ですが、入院中の産科病棟では必死に搾乳をしていました。
機械でうまく当てていても全然出ないんです。ビーカーに入れても10~20ml?ないくらい。だけど看護師さんたちは「しっかり出てきているね🤩」というのでそれを信じてせっせと搾乳していました👩
しっかしね、ほぼ出ないくせにお腹減るんですよね💦それに尋常じゃないくらいに喉も乾く。。。動けるようになってからは夜中もガサゴソと間食していました🥐
ママ退院後から1ヵ月健診まで
1ヵ月健診まで
退院翌日はさすがに1日休みましたが、休んだと言ってもずっとダラダラしていた訳ではなくその日中に搾乳した母乳を保管するパウチ等をドラストに購入💰自分の目で確認したかったので店舗でチェック👀
荷物のトランクを全て片付けて、部屋の掃除や断捨離を開始しました✊緊急入院したので家の中の状態や冷蔵庫の中身もひどかったです。夫は激務だったのでそのあたり何も…手をつけていなかった😨分かっていたけど…さ💧
パウチはその時々で色々使いましたが、搾乳器は病院と同じメデラの電動搾乳器にしました。お値段張りますが、1日に何度も行うことを考えれば…電動が便利で早く助かりました🌸病院で日本メーカーの手動も試しましたが片方ずつ握力で絞っていくのが相当疲れる&時間がかかるので電動一択👍
ちなみに片方だけ搾乳したいときは搾乳しないほうのチューブの先を指で塞いでいれば難なくできます💡
カップサイズを病院で合わせてくれていたので、同じサイズの互換性のあるカップを購入しました。正規品だとサイズ展開が少なくて、よくわからなかったので病院で見てもらったものと同じサイズにしました👍
こちらなんと約20サイズバリエーションがあります✨サイズが合わないとうまく合わずに時間かかることもあるのですが、合うと驚くほど早く終えることができます👉
退院直後は不思議と体が疲れていなかったので、毎日3時間置きに搾乳して、冷凍した母乳を歩いて届けていきました👯
周りには無理しちゃいけないよって言われていたけれど、体が動けているし、なんだろう家でじっとして動いていないと気分も塞いでしまいそうで。。それなら顔を見て安心したい…赤ちゃんを安心させたいというよりは自分が安心したくて毎日のように面会に行っていました。
ママ退院前にNICUに出入りするルールを教えていただきました。
手指消毒の徹底がとてもしっかりしていて、セキュリティゲートごとに腕まで洗いました。2週間面会するともう手が荒れてガサガサ👐きっと医療関係者は同じように行っていると思うのでもっと大変だろうと感じました。おそらくハンドクリームは仕事中に使えないですもんね⁉
看護師さんを見ていると手洗い→アルコール→ビニールエプロン→ゴム手袋…これをずっと繰り返していたので手はきっとカサカサだろうか…と申し訳なくも見ていて安心して過ごせたのでありがたく思いました。
また、スマホでの撮影は可能でしたが、スマホやケース、ストラップ自体に毎回アルコール消毒が必要でした。
肝心な持ち物としては、
👜おしりふき、おむつ、保冷バック、マスク、エプロンが必要になります。
〇おしりふきやおむつはママ入院中のおしりふき2パック分と使ったおむつ分は費用込み込みですが、それ以上からは病院所定の費用が加算されてしまうため持ち込んだ方がいいとアドバイスいただきました🍼おしりふきもおむつもパンパースでした💡
〇保冷バックは母乳を持ち込む場合に必要とのことで、100均で仕入れました。
🏥「母乳は搾乳したらすぐに保管パックに入れて冷凍!少しも溶けないように持参してください」とのことで、保冷バックの中に保冷剤もがっつり仕込みました✊少し溶けるだけで菌が繁殖して不衛生とのことで、毎回ビビりながらやってましたね💦
〇マスクは感染症やつばの飛散予防等の意味を込めて×でした。忘れたりして、持っていないと入室できませんでした。
〇エプロンは退院後やパパ・ジジババ面会等の私服での対面時に必要でした。
なぜ必要だったかよくわかっていませんが、ミルク汚れ等も起きるから…?か?エプロンを忘れると病院からビニールエプロンをいただけましたが、何度も忘れる訳にはいかないと思います(笑)
赤ちゃんの成長については家族ケア標準計画シートに沿って、出生週数に応じた赤ちゃんのお世話可能な内容や成長目安を説明いただきます。その先は定期的にこのシートに沿って、状況を確認するのですが毎日面会行っていると次は何をするのか、次の目安は何か分からなくなってしまうのでこの紙に立ち返って確認していました✍
例えばですが、33w出生して栄養方法は経管(カテーテル)とあるのですが、いつ頃から直接母乳できるのかな?哺乳瓶使えるのかな?とみるには35w頃かなと目安にできます。ただし、これはあくまで目安になるため、個々の成長により異なってくると何度も念押しされていましたので参考程度に留めて、焦らないことにしました。
また、早産児はおおよそ3歳頃に周りと足並みが揃ってくるように成長していくことが多いので今はゆっくりでも心配はいらないと思いますともお話しいただきました。
NICUでは広い部屋に保育器の中でうつぶせで寝ていることが多かったです👶自宅でうつぶせは危ないと言われていますが、病院では呼吸や脈のモニターが繋がれているので過ごしやすい体勢にしていると話してもらいました。
保育器の中は36度と母体内と同じくらいの温度で保たれていて私的には暑いんじゃ⁉と思うほど😅早産児は出産予定時期くらいまではできるだけ母体内と同じような環境で成長を促しているのかな~?
面会に行っても基本寝ています。寝ているんですけど、触れるとピクリと動いたり、顔をこっち側に向けてきたりと何らかを感じていることは分かりました👀💓
NICUに入っている間は基本的に保育器の外から見守るだけでした。モニターのピコンピコン🎵という音が響いていて、時々ピーピーピーと警告音になったりします🔔また、経管(カテーテル)でミルクを送る機械も終わりに近づくとブザー🔔が鳴り、1人の時は焦ります💦警告音も長いと看護師さんが駆け付けますが、多少の乱れは誰しもあることなのかなと思い、1つ1つに過敏にならないようにしていたけれど…初めてのことだらけで毎回ひやひやしていました😅
経管(カテーテル)でミルクや薬を飲むけれど、たまにむせたり吐き戻したりすることもあって、毎回大丈夫か⁉😢大丈夫か⁉😢とこれもひやひやして、後で看護師さんに確認したりしましたね。
今思えば、ミルクの吐き戻しとかむせることなんて当たり前だから成長の1つとして落ち着いていられるけれど。。むせたりすればそりゃあ呼吸が荒くなってモニターの警告音も鳴るわな。けれどもう1つ1つドキドキ💔
毎度毎度「大丈夫?」なんて毎度話しかけてましたね(笑)神経質で過保護でした(笑)でもそれだけ初めての子育てで、産まれた赤ちゃんの生態を知らないで入院させているので不安で過保護になって当然だよなとも思ったり😅💦
途中、体の発育を促すためにHMS-2というミルクに添加する栄養剤の導入を勧められました。これは病院側が用意してくれるものではなく、病院内の売店で売っているので同意していただけるなら書類にサイン&購入してきてくださいとのことでした🍼
詳細は忘れてしまったけれど、同意してお願いしました👐
NICUに10日間くらい居たのかな?ある日の面会時に看護師さんより「NICUが満床になっていて、出れる2番目に上がりました。緊急搬送があった際にGCUに移っていただく同意をいただきたいのですが…もう赤ちゃんの状態も安定しつつあります。保育器を出て洋服で体温調整を行って過ごすこともできるのでお願いできますか?」とのこと。そりゃあ不安でしたが、他の赤ちゃんが求めているなら譲って入れてあげたいと素直に思いました。GCUも同じように管理してくださっている様子もあったので、先生や看護師さんが問題ないと話してくださるならと即同意しました。
次の日に面会に行くと保育器の中からコットに居場所が変わっていました🛏
保育器から出ると結構さっぱりしている感じになり、色々繋がれていたものも口のカテーテルと酸素モニターのみ。保育器の中ではおむつ一丁だったから、服やタオルでくるまれてまたそれも可愛くて💕いっぱい撫でました。でも看護師さんが同席していないと抱っこできなかったのでじーっと様子見。安定して寝ていました💤
そして…また次の日にはNICUにおらず、GCUに移動していました🛏
NICUは個室でしたが、GCUはパーテーションで区切られた半個室。パーテーションの外のすぐ近くに新生児ちゃんが並んでいました。
GCUは昼間オルゴールやピアノの音楽が流れていました🎵なんとも幸せな空間🎵そこにちょいちょいモニターの警告音のピーピーピーピーが聞こえる感じです。
移動してからは少しずつ赤ちゃんのお世話を教えてもらいました。赤ちゃんがいつどのくらい飲んだか、おしっこしたか、うんちしたか等の記録をボードにしていきました。
面会中はおむつの確認・交換をすることが始まりました。また、GCUに行ってから少しずつ哺乳瓶で飲む練習をしました。忘れてしまったけれどわずか10mlくらいを哺乳瓶で飲めるのがやっと…の段階で直接母乳での授乳練習も開始しました🍼
搾乳器を持って行って毎日その場で搾乳→授乳にするか、直母の練習にしていました🥛これがまた全然飲めなくて、いや?出なくて??世の中のママさんは余裕であげていたイメージだったけど軌道に乗せるまで相当苦労していたんだなと分かりました💦
毎日毎日哺乳瓶⇔直母の練習をして、入院中は哺乳瓶の練習をさせてもらっていて、飲めるようになってきたら、鼻から通していた経管(カテーテル)が取れていました!!初めて!何もつけていない顔を見ることができて、すっごく嬉しかったのを覚えています✨いつも管を気にして抱っこしていたし、あんまり触って管に触れるとどこかで不快になるのかもって心配だったので💦
経管が取れたら少しずつ産後入院中に周りのママがやっていた授乳指導や沐浴指導などを受けるようになりました✨お風呂のOKが出たので、毎日午前中にお風呂に入れてもらえるようになり、面会に行くとすっきりしていました😊沐浴も練習させてもらえたので病院でのお風呂入れは慣れて来ていました🎵
お風呂OKになると…
👜ボディソープ、(必要になれば)浣腸が必要でした。
私はそこにボディクリームとワセリンも置いていました。すべてのものに記名します。
〇ボディソープは沐浴時に使用してくださいます。
〇浣腸は綿棒浣腸でも出ない場合に苦しくないように使ってあげてました。綿棒浣腸もそうですが、浣腸の使い方もしっかりレクチャーしてくれます❣
〇ボディクリームは赤ちゃん用のですが、面会時に保湿してあげていました😊
〇ワセリンは乾燥が激しいところやうんちを拭くとき、綿棒浣腸する際に思いっきり使えるように置いていました。
GCUに移って気付いたのが…爪が!かなり!伸びている!!今まで手をガーゼの手袋で覆われていたので気が付かなかったんです😲看護師さんに切ってほしい旨を伝えると病院側では切らないとのことで、面会時に爪を切っていました✂
これは悪い意味でではないのですが、やはり病院は治療をする場所になるので快適に生きられるようケアしてくれます。最低限の身の回りのお世話はしてくれますが、それ以上のことは行ってくれない。それは、赤ちゃんの爪切りもだし、ボディクリームを塗ることもしない…遊んだりももちろんしないので早く退院させてあげたいな…と思うようになりました。
1ヵ月検診*ママの産褥健診のみ
産婦人科エリアは赤ちゃんを連れて外来受付に進めないため、赤ちゃんを預ける必要があります👶まだ退院していなかったため、預けることを考えなくて済んだのは助かりました💦ママの体調は全く問題なし💮
外来と同じく、血圧と体重を測り、血圧結果の用紙に名前と体重を書いて、母子手帳と共に3E受付に提出します🤲母子状況のアンケートがあり、書いて出しました。おそらく産後うつなどをフォローするためのものかと思います。
診察では子宮の戻りの確認や帝王切開傷口の確認、不安なことはないかと聞かれました👂私は❶早産の原因は何だったと思うかということと、❷次の妊娠がいつできるのかを念のため確認したのですが…
さすが病院!患者が治癒することが目標だと思うので、母子ともに無事に出産できたことから後ろを振り返っても仕方ないのでは?的なお話がありました✏
🏥「❶無事に出産できたこと、経過や胎盤の病理の結果からも何も見つからなかったため原因は不明。追及する必要はないと考えています。❷心身が整えばいつでも大丈夫だよ!HAHAHAHA~」と気持ちいいくらいさっぱり伝えられました😢
何が原因だったんだろう、何が悪かったんだろうと何度も考えたりしてくよくよすることもあったんですが、現状に感謝して前を見よう✨と少しだけ吹っ切れた会話でした🌟
また、2022年年末には希望制になってましたが、助産師面談がありました。アンケートに基づいて状態や様子を聞いてくれ、アドバイスをいただけます🙏体調はばっちりでも少し心が疲れていたのかも💧
里帰りもせず、コロナは出現しだしたタイミングだったので誰の訪問もなく…変わらず夫婦2人で過ごしていたため新生児育児によるストレスはありませんでした😂けれど赤ちゃんを受け入れる準備や毎日搾乳した冷凍母乳を届けて面会してたので自由な時間はなく、やらないといけないことが多い気はしていました。。
それに夫以外との会話もNICU・GCUの先生や看護師さんとくらいだったので腰かけて大人とゆっくり話せる時間がありがたかったです。思えば、当時夫は激務だったので顔を合わせるタイミングも少なく夫との会話もなかったように思います。私としてはそこまで寂しい気持ちでいたつもりはなくても面談で話しているとなんだか涙が出てきました😢どうして涙が出たのか聞かれたので、大人とゆっくり話せてホッとしているみたいと伝えました。すると毎日の様子を改めてじっくり聞かれて、毎日どう過ごしているのか話していると…
9:00頃に起床、搾乳
10:00面会の準備
11:00面会時間開始
12:00までに赤ちゃんお世話と搾乳もしくは授乳練習
12:30頃から赤ちゃんが寝ているので休憩
14:30搾乳
15:00に赤ちゃんお世話と搾乳もしくは授乳練習…赤ちゃんと遊ぶ
16:30頃に帰る
18:00搾乳→そこから家事や赤ちゃんの受け入れ準備など
21:00搾乳→お風呂
00:00搾乳
3:00搾乳
6:00搾乳
搾乳も電動搾乳器で行ってると1ヵ月検診時にはかなり出がよくなっていて、夜中に搾乳しないと張って痛くて痛くて夜通し寝れず…赤ちゃんの面会も数日くらい行かなくても看護師さんが対応してくれているのにやっぱり心配で心配で会いに行ってました💦こんな話をしたので、看護師さんには…「今は謎の病原菌(コロナ)の影響で人の交流も減りつつあるから人と会えないのもリフレッシュできないよね。思っている以上に産後の体って疲れているから、思い切って2日くらい赤ちゃんの面会お休みしたらどうだろう?あとは夫婦2人でお出かけしてみてはどう?突然ママになって心も驚いていると思うから赤ちゃん入院中に産前できなかった準備、2人でしてみてはどうかな?」とアドバイスを貰いました。
そっか、赤ちゃんの受け入れ準備が物理的にも心理的にもできていなかったんだわ💦個の準備期間として、もう少し自分を労わって甘えていいのかもしれない!?…そりゃそうなのだけど…赤ちゃんは寂しいんじゃないか?いや、私が気になるんだよなとぐるぐるぐるぐる考えて、面会を休む!ことになっかなか踏み切れませんでした。
…が、夫の勧めもあって夫が面会に行く日には行かずに休む日を作るようにしましたね💡💦あとは友達とブランチに行ってから面会に行ったり、夫と2人で外食したりして少し外向きに行動するようにしました🍚少しでも外に出て会話するだけでかなりリフレッシュになっていて活力になってました🎵
やっぱり人は誰かに支えてもらっていて、1人では生きていけないなぁと感じたものです。赤ちゃんの成長も軌道に乗ってきていることもあり、少しずつ、自分から友人・知人に連絡を積極的に取り始めてみました。
そんなこんなで毎日面会に行く日々を続けていましたが、世の中は謎の病原菌(コロナ)の蔓延で出歩きにくくなってきていました。するとある日面会に向かっていくと入口にこの張り紙が…
😨がーーーーーん😨
他の病棟はどうだったか分かりませんでしたが、小児病棟全体は親のみ面会できました💦新生児頃はまだよくわかってないけど、乳幼児~になれば面会なしって相当きついよね。。この先は分からないとのことだったので、緊急事態宣言中は面会できなかったのかなとも思っていました。
面会できたといってもわずか15分、1人だけ。体調に少しでも不安があれば×
ロッカーに荷物閉まったり、手指消毒して冷凍母乳をお届けし、物品補充色々していると15分なんてあっという間💦もう一目見て帰るだけでした。それでも会えているだけ感謝🙇
できるだけ出入りしないでほしい旨をやんわり伝えられたので、おかげで今日は行かずに休もうか…💡と思えたかと思えば、私は反対で少ししか会えないので通っていました。だからこそ余計に早く退院できたらいいなと願うようになっていましたね🌟
1ヵ月後健診から長男退院日まで
呼吸が安定することが多かったけれど、無呼吸気味の日もあって投薬が続いていました。あとは体格がもう少ししっかりしてくると呼吸もついてくると考え、体重を増やす時期になっていました。退院目安の体重に達するまで成長を見守る時期になってきていました✨
面会が短いままではありましたが、会えない訳ではないので毎日顔を見ることはできました。けれどお世話できる時間がほとんどないので完全に病院にお任せです💦
この頃には哺乳瓶で飲むことに安定していましたが、直母で飲むことに少し慣れて来ていた時に面会制限が入ったので退院後まであげれず🍼退院してからは哺乳瓶マンになっていました(中身は搾乳)🍼
短い時間の中でも、よく声をかけてくださる看護師さんは様子を教えてくれたり、こんな顔もしていたと話してくれたりして様子がうかがえたのは嬉しかったです😊あとは「もうこんなに大きくなったのね!」とママが入院中にお世話になった産科病棟の看護師さんがたまに顔出してくれたことも嬉しかったです。
また、ちょっとした疑問もすぐに聞ける環境があったのはありがたかったです。実際の自宅でのお世話は退院後からですが、病院内でお世話しているだけでもアレコレこれでいいのか!?はてなマークがついていたので、何度も練習したり、アドバイスをもらえる環境は大変ありがたかったです。初めての育児って親もかわいいですよね💛おむつのテープをどこまできつくしていいのかとか、そんなこと(笑)
1ヵ月程度も通っていると退院していく赤ちゃん、新しく仲間入りした赤ちゃん、面会に頻繁に来られている赤ちゃん、面会に見えられたのを見たことのない赤ちゃん…等、本当に余計なお世話ですが周りが見えて来ていました👀見ているってよりは聞こえたりして感じているという具合でしょうか。周産期医療センターでもあるので、遠方の方もいらっしゃるだろうし、兄弟がいる、自分が体調悪い等の様々な事情を抱えている人が多いと思うので私のように毎日足を運べない人もいるよな~と感じたりしてました💦
そう、たまに小児病棟のセキュリティゲート前で小さなお兄ちゃんが面会しているママを待っていることもありましたね💦子供は入れないのもあるし、かといって預けられない事情もあったりするよな、、
胎児でいう正期産と言われる時期に入ると体重は小柄でも体調も安定してきました。安定した日が続き、目標体重も到達🎉やっと退院できるようになりました🎉
本当は明日にでも連れ出したい気持ちではありましたが、1人で連れて帰る自信がなく、夫の仕事の都合と合わせて退院日を選びました📅
退院日までの間はもうお世話をお願いしている状態になっていて、特段の治療も行われていませんでした。けれど酸素モニターはずっとついているので警告音のピーピーピーピーが鳴ると「え?退院していいんだよね?」ってヒヤッとしていました👣多少の動きなんかでも変化は出るものだって分かっていてもドキドキ💔
自宅でも搾乳は続けていたのですが、病院側にもストックがたくさんあるのでもう持ってこなくてもいいよと言われて、絞っては捨てというもったいないことをしていました🍼冷凍母乳の解凍方法とかって気を遣いそうでめんどくさがり屋の私には管理は無理だと思い、家では保管せず×😅
退院日も面会制限のある日のため、1人しか入室できないので持ち帰る荷物を病棟セキュリティゲート前に夫を待たせて、運んで、戻って、手指消毒等を全部やり直して赤ちゃん連れて…と退院しました。そんなに多い荷物ではないのですが、ママ初心者の私は赤ちゃんを抱っこして外界に連れて行くだけでもうド緊張💓両手がしっかり空いていないと無理なのでした💦2人産んだ今の私なら1人でも退院できそうです(笑)
退院する前に最後の診察や赤ちゃんの様子の説明がありました。とても丁寧で明るく話してくれて、最後に「お母さんも頑張りましたね😊これから楽しいことたくさんしてあげてくださいね」と声を掛けてもらえたら、なんか涙腺が…💧
その時の担当看護師さんからも「楽しみだね~」「無理しないようにね~」とエールをいただきました。そこで入院タグを切ってもらっていつでも出れる状態💡初めての病院着じゃない姿が新鮮でとても嬉しかったです🎵
面会制限があるので看護師さんとの接触も極力最低限、勝手に準備ができたら出ていくスタイルでした💦本当は写真を撮ってほしかったなぁと思ったり、病院の前でも写真撮りたかったなぁと思ったけれど、コロナ緊急事態宣言直前でもあった緊迫した世の中。。とても頼みたい気分にもなれず、ひっそりと帰りました🚙
💰ちなみにお会計ですが、出産からママ退院までの間は多少かかりましたが、そのあとからは乳幼児医療助成により0円でした。月マタギで入院していたため、最初の月分は月末で締めて時間のある時に会計済、退院時の月分は夫が待っている間に会計してくれましたが0円です💰
退院後から3歳現在の様子
0歳~1歳代:修正月齢で成長カウント
早く産まれた赤ちゃんは修正月齢という本来の出産予定日からカウントした月齢で成長をフォローしてくださいます。例えば、約2ヶ月早く産まれた長男は1歳(修正月齢10ヶ月)のようにカウントされています。
確かに正期産で産まれた赤ちゃんよりも小柄ですが、運動能力での成長は月齢通りに進んでいたように思います。
離乳食も5ヶ月(修正月齢3ヶ月)で開始🍚1歳前日に歩けました👣
▶毎月の通院&シナジス注射スタート
毎月、身体測定と採血、RSウイルス予防のシナジス注射を1歳2ヶ月まで行いました。
シナジスは未熟児で産まれた赤ちゃんは呼吸器が弱く、感染すると重症化しやすいそうで、予防接種を打たせてもらえます💉1歳到達後のRSウイルスの流行期の終わりまで打ちますねと話があったので成長や産まれ月でもいつまで打つのかは変わってくるのかなと思います。
毎月診てもらえてるのはありがたかったのですが、採血がもう毎回大泣きが響き渡るのでつらかったです💧慶應は採血室がありますが小児科での採血は小児科で行っています。しかも採血室に寝かせて縛り付けている姿を見てから預けて、外で待機するのですがもう聞いたことないレベルでの大泣き、大泣き、大泣き💦抑えられているのも不安だろうし、小さい手の甲をライトで血管探しながら刺しているようなので時間も長いし怖いだろうなと思います。
しかし、この採血データ。育児の中で大変役に立ちました💡赤ちゃんがママからもらった鉄分がなくなってくる6ヶ月頃から顕著に鉄が下がっていました。
色んな本で離乳食開始からビタミンDや鉄分、カルシウムを…なんていう話は見て聞いていましたが、実際下がってきていたことが数値からわかりました。成長のために必要となる栄養素なんだ!と強く実感。。そこで鉄剤をいただいていました。完母だったため、哺乳瓶拒否もあり、鉄剤も飲ませるのに苦労して飲ませれない日が多かったです😢
栄養は離乳食で補えればいいのだけれど、完母だったこともあってか(?)なかなか食べてくれないので10ヶ月で断乳し、完ミにしました🍼完ミにして鉄剤を飲ませることができた2ヶ月後に鉄分が安定してきていたため、各種情報の通り外からの補給が重要になるなと思いました。
診察では月齢もしくは修正月齢ごとの成長の確認をしていただきます。不安なことも相談できるので、大変心強かったです✊ハイハイをほとんどせずに歩いた長男ですが、できないことについて相談すると「ずり這いできていますし、つかまり立ち好きであれば移動するための足腰はつけようとしていますね🎵ハイハイが好きじゃないのかもしれませんね~ウフフ」のように明るく前向きに話していただけていました💓
▶1歳で採血の鉄数値が安定
1歳2ヶ月(修正月齢1歳)でちょうど保育園に入園しましたが、体格は少し小さめでもその他気になることがなかったため、1歳3ヶ月(修正月齢1歳1ヵ月)にフォローアップ通院が半年に1回になりました。
この頃には鉄分も数値が安定していました。けれどミルクも寝る前だけになっていたため、不安すぎてお守りで処方してもらっていました💦賛否両論ありますが、1歳以降ミルクは鉄分・カルシウムを気にしてフォローアップミルクに変えています。
離乳食だけで鉄分などなどの重要な栄養素を補いきれる気がしません💧これは今もです。うまい具合に食べてくれないので頼れるものは頼るしかないんですよ😢💧
相変わらず採血がありますが、もう信濃町駅でイヤイヤ泣き出していたので小さいながら不安な気持ちを覚えていたんだなと心が痛かったです💔泣き方も泣き声も大きくなってくるほど激しいものになりますが、ママも強くなっているので泣いていても気にならなくなってくるんですよね。
診察では、1歳になると発語や反応についての確認もされるようになりました。よく覚えていないのですが、この頃の発語は遅かったですが親が話していることを理解している行動が取れていたので、理解力は高かったです✏
2歳代:フォローアップ通院を2歳半で卒業
2歳までは発語が少なく語文の数もゆったりでした。でもジャンプなどの運動能力は高かったです!
やはり親としては少し気にしていましたが、話している内容はよくわかっていたのでいつかしゃべるだろうと焦りはしませんでした。元々おしゃべりが少なかったのですが、2歳になった辺りからぺらぺらとおしゃべりが上手になっていました👄むしろよくしゃべる子になっていて、急に5語文くらい話すようになっていました💦これには先生も驚いていました👄笑。
よくしゃべるので2歳半の診察時に「今日どこに行くの?慶應大学病院行ってもいいけどちっくんいや(大暴れ)」「なんでちっくんするの?」「なんで〇〇くんはちっくんしないの?」そんな感じでずっと聞いてきています👂病院につくと「ちっくんないよね?あるなら行かない」とずーーーーーっというのでこれは採血したらやばそうだ、相談しよう…と思っていたら、身体測定の看護師さんに「もうちっくん(採血)辞めてほしいって先生に行ってほしいんだよね」と伝えていて、相談していただき、経過から取りやめになりました(笑)この日にこういった会話や日頃の動作について話すと、あっけなく発達フォローアップ診察もいったん終了となりました。
3歳半の現在:周りと馴染んでいる
早産児は修正月齢を使って成長のフォローをしていきますが、おおよそ3歳頃に周りと足並みが揃ってくると言われていました。感覚としては33wに産まれた長男は1歳頃には小柄ながらも足並み揃っていると感じていました👣この時期って正期産で産まれていても個人差の大きい時期です。
3歳半の今は背は低い方かもしれませんが成長曲線に入っていますし、早産だったことを忘れてしまうくらいの日々です。トイトレも完了していますし、ひらがなを読めるように勝手に自分で頑張っています✊
おわりに
最初早く産んでしまってごめんねと申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、ママより長く入院していたことでママは病院の先生・看護師さん(助産師さん)に助けられてママになる準備をゆっくり丁寧にすることができたと思っています。
また、実際に子育てを始めると思うようにいかないことがほとんどで、体も疲れるしくったくたです。だから最初の1ヵ月半はママに少しだけ休息時間をくれたんだなと思えるようになりました🌸なんでもっとゆっくりしなかったかな~なんて思ってるくらいなので、もし赤ちゃんに早く産んでしまって申し訳ないなって気持ちがある方がいれば、可能であればぜひ赤ちゃん入院中はゆっくり養生して先に備えてほしいなと思いました✨