長男は妊娠初期の血液検査にて“疑い”、その後の検査で“確定診断”がありました。
34歳初産、35歳出産予定日の高齢出産、妊娠前には運動習慣はあれど好きなごはんで外食三昧。体の中は絶対に健康的ではなさそう…?そこに加えて、、、
初妊婦で初期に出血あり、つわりも過酷…仕事も激務…そのため、各種怯えてゆったりひっそりと生活(つまりぐうたら🎵ダラダラ🎵なるべく動かない)をしていました。
後期に入ると胎盤から出るホルモンの影響もあって、インスリン注射もどんどん上がっていくのに食欲も止まらず(笑)
と、まぁ色々ありましたが、私自身の性格もあるのかな?案外楽しんでハイリスク妊婦を満喫しました🌠
そんな私の妊娠糖尿病の経過*長男編*をまとめてみました。🌠
※このブログ記事内の内容はあくまで私個人の体験になります。診察の経過等は人それぞれ異なりますし、必ず医師の方針に従ってくださいね※
長男妊娠中の妊娠糖尿病生活どうだった?
妊娠糖尿病になると母体や胎児にどのようなことが起きやすくなるか?それを防ぐために血糖コントロールを行いましょう!
…とのことで、諸々ご指導いただくわけですが、不安で仕方ありませんでした。診断されてからすぐにインスリン注射も始まったので、余計に心配でした。
“マタニティライフを楽しんで♡”ってみんな言うけれど、楽しめるか~い!と若干傷心しつつ最初こそドキドキしながら過ごしていた訳ですが、胎児のためにも明るく楽しむしかないな🎵と切り替え、ストレス減らすよう工夫して過ごすようになりました。
すると結構楽しいんですよね!自分の身体を知れて…周囲にも経験を話せて、口に出すと気を付けようと引き締まって…活力になりました✊
あらゆる食事で血糖変化を研究
管理入院で食事について勉強しましたが、『大好きなカレーや焼き肉、たこ焼き、タピオカミルクティとか…え?アフタヌーンティーなんかだとインスリン注射しながらどうやって食べればいいんだろう?』と考えていました(笑)
*管理入院についてはこちらの記事ご参考*
この妊娠中くらい我慢しなよ!というのは重々承知していたのですが、仕方ないですよね。気になったし、食べてみたくなりました✨試した結果、血糖コントロールが自分で制御できないものは妊娠中一切食べなかったですし、少しでも不安になった食事は辞めています。
あとは糖尿内科の先生に都度『◎◎食べたらこうでした』等、報告や相談もしていましたね💦注意されれば辞めました😅
これらは次の項の【妊娠中の血糖値・食事の経過記録】の中で触れていきたいと思います🍚✨
測定グッズたち
忘れるとまともに食事ができないので地獄だったので、目立つ巾着ポーチに入れて平日はバッグの持ち手にくっつけてました。
毎日持ち歩くには場所取るので、使用済み針入れはR-1の空ボトルもしくはセンサーチップの空箱にしていました。チップの空箱だと入る量がインスリン注射針含め1回分しか入らず少ないのでちょっとしたお出かけ時に。
慣れるとその場で自己採血&自己注射
最初のうちはどちらも化粧室でひっそり行っていましたが、特に仕事中は離席も多くなるので自席で血糖測定(自己採血)していました。妊婦は頻尿でもあるので席ばかり立っていると仕事進まなくて😅また化粧室の個室って狭くてテーブルがある訳ではなく、荷物置き場もないためかなりやりにくかったんです。あってもペーパーホルダーの上…
また、電車の中で測定時間になり、なっかなか降りれない場合は座れた時のみバッグの中でひっそり行うようになりました。そこまで!?ですが、食後の測定はインスリン注射の影響で知らぬ間に低血糖が起きている可能性もあるため、気になった時で迷惑がかからない時にだけやっていました💦
自己注射についても少しだけトップスの服をめくる程度でお腹が一部出せる場合は、外食先の席や自席で打っていました。股上深いマタニティタイツやストッキングの上からも打ちましたね。そうです。無駄に動かないよう必死でした。
毎回痛点避けゲームをするくじ引き感覚
採血も注射も針は短く細いため、痛いと感じなかったのですが、たまに感覚神経の痛点に当たると出血するわ!痛いわ!で不快な思いをします。
私の場合、インスリン注射で痛点に頻度高くあたる日が続くとドキドキして打つまでに時間がかかることも多かったです。『え~ここか?いや、ここか?皮膚つまんで打てば痛くないか?』と探りながら場所を探しているとアルコール綿で消毒していないエリアに打っていることも(笑)
なので、1日のうちに痛点に2連続あたった場合は1等当選✨の景品扱いとしてスタバ☕を飲むことにしていました!!!
妊娠中の血糖値・食事の経過記録
もうね、振り返ると驚くのですが、私ヒマだったのかな?それとも研究熱心だったのかな?11w5dで管理入院をしてから33w0d出産まで毎日食べたものを記録していました✍次男の時はゼロです、えぇゼロ。。
インスリンもヒューマログという超即効型を2単位からだったものが最終14単位ほどに進みました。最後は気にして14単位までに抑えた…が正しいかもしれません。
糖尿内科の先生からも『しっかり食べればもっと単位が上がっていると思うし、妊娠中はもっと多い単位や複数注射を使い分ける人もいる』と聞き、まだ妊娠糖尿病は軽い方だったのかな?とこれもまた勝手にポジティブに受け止めました😊
妊娠中の経過や記録について、写真で掲載しています。
気になる方は▶アコーディオンを開けて読んでみてくださいね🎵
バランスのいい食事って難しくない!?1日の栄養素取得では諸々驚きました。
摂取カロリーが変化する都度、栄養士相談を受けてアドバイスをいただきました。
こちらの紙は中期の摂取カロリーとして提示いただいたものです。
これは80kcalを1単位と考え、1単位各食材がどのくらいの量かをまとめている紙になります。下の単位分、各栄養素を取得するとバランスがいいよというものです。
例えば、時間行の上から4番目にある間食ですが、こちらは15時頃を想定しているもの。
表1:炭水化物が1単位+表2:果物が0.5単位+表4:乳製品が1.7単位になっているので、いつもSOYJOY80kcal1本🍌と200ml牛乳🥛を飲んで摂取していました。
驚きなのが右側2つの表6と調味料です💦
野菜は1日で300g摂取、、
調味料は1日で上の絵のものの3分の1のみ…!!
お砂糖なら小さじ2ですよ!!!!糖尿病食事療法とはいえ、これがバランスのいい食事とのことですね🍳!!
いかに甘い生活を送っていたか…くっ
つわり明けで胃が小さくなっていたこともあり、食事で炭水化物3.4単位食べれなくて…1日の摂取バランスを二重線で変えてもらう提案をいただいたりしていました。
栄養士に指示された通りにできない場合はしっかりと難しい点や困っていることを伝えるとより良いアドバイスをいただけました✨
そうそう、スケール!絶対持っておくとよいです✨産後、赤ちゃんの離乳食でも使うことあると思います💡
つわりがあるのにバランスの良い食事と定められたカロリーを摂取するという若干苦行かな?という生活を送らせていただいた訳ですが、1日通しで食事を摂ると早速血糖値アウトの時間が多かったのです。
正直そんなに甘いモノはなく、普通に食してるだけでアウトが多かったなんて…とショックでした😢この時期の血糖値の一部はこちら☟
インスリン注射を開始した日の記録では…
おやつ食べきれてないことや、ご飯も多分全量食べてなさそうなこと、14:00〜自己採血、15:00〜栄養指導と先輩のお見舞いが重なってた記録があります(笑)🤣
退院後はまだつわりも残っていることから少し実家にお世話になり、素朴なごはんをいただいていました。ずっとこんな感じのごはんを食べられていれば、我慢できていればいいのに…と振り返って思うくらい💦
野に放たれたことで病院食のように作る自信がなくおどおどしながら食べていました💦
この時期の血糖値の一部はこちら☟つわりが終わったら食欲が戻ってインスリン必須になってきてます💦
こんなご飯食べてました🍚
できるだけシンプルに食すように気をつけました。
ここに書いてある低糖質お弁当セットは、本来は定期便のセット売りのようですが、楽天西友ネットスーパー内で冷凍で1食ずつ販売されていました🍚
味がしっかりしていて、低糖質とは感じなかったのでよく購入していました✨そしてこれと冷凍ごはんを会社に持っていき、レンジで温めて食べていました(笑)
低糖質お弁当セットをお昼に食べた際にお米で2時間値が高値になってしまいました。けれどお米も基準内の量、むしろ少ないという。しっかり食べればもうインスリン2単位でも足りないくらいです。
会社にいる間の捕食も難易度高く、あまり皆様にご迷惑にならないように自席で済むもの、ミーティングが入ればごまかせそうなものをセレクトしていました。
特に小岩井の飲むヨーグルトにはお世話になりました!牛乳も会社に持っていける良いサイズかつ常温保存可!のものを常にまとめ買い🥛していました。

3食はほぼ同じメニューを使いまわし、捕食は仕事中なこともあって甘いものだらけになっていました💦今思えば、もっと我慢できなかったのか…と思うほど。。
分かったことは、同じ時間帯の同じメニューでもその日のコンディションや状況によって血糖値は変動する!ということ。決して食べ物だけで上下している訳じゃないと知りました。
比較的、朝は血糖値が安定していました。それは、起床して同じルーティーンでごはんに向かっているからです。朝1杯のコップの水を飲んでから測るのと、飲まずに測るのだけでも違ったりするそうです。
この時期の血糖値はこちら☟
×の日が増えてきましたが、一喜一憂しても仕方ないので気を付けようと前向きに🎵
☝就寝前に低血糖の日があるのですが、この日は全く気が付かず…
もし他の日同様に疲れて就寝前測定をしていなかったらと思うと怖いです💦インスリン注射している方は必ず測定することをおすすめしたいです💦
ではごはんですが、どのようなルーティーンだったかというと…
朝・昼・夜…ほとんどこれを回していました🍚
1番体の調子もよかったので、残業含め精力的に働いていました💦仕事の後に作るのも嫌だったので、朝ごはんのメニューか?低糖質お弁当セット+お米か?コンビニ飯なら昼ごはんのメニューでした。
ちょっと振り返ると色々なごはんを食べていた時期なのですが…
外食シリーズでいうと…
〇私がこの時期に適切なインスリン注射で血糖値がセーフだったごはん
🍚マック(ハンバーガー+サラダ+Sサイズポテト塩抜き+紅茶orコーヒー)
🍚ケンタ(てりやきツイスター+コールスロー+紅茶orコーヒー)
🍚ハラミ定食(ワカメスープ+キムチ+ハラミ150g+ごはん100g)
△食べるのに工夫がいるごはん
🍚順番に出てくるコースメニュー系
→全部揃ってから食べるか、野菜類をひたすら食べて…炭水化物前にインスリン注射をするようにしていました。
🍰ケーキ類
どうしてもの時に前後の感覚を必ず空けていることを確認して…インスリン注射を少し打ち、食していました。…が、ケーキやパフェは糖質量が見えないので調整ができないと分かり、避けるようにしました💦アフタヌーンティーを抜けば、ケーキ類はこの時期以降で食べていないような?
×私がこの時期に適切なインスリン注射で血糖値がアウトだったごはん
🍚ポッサム定食 🍚カルビ定食 🍚中華料理系全般
🍚モス(ロースかつバーガー+サラダ+ポテトS+ウーロン茶)
おそらく、脂質と糖質が重なると上がりやすいのかも?
この時期はクリスマス~年越しがあり、食は羽目を外しています。年始は実家の正月料理で癒され、回復したようです😊
この時期の血糖値はこちら☟
お正月あたりの食べられない日はインスリン単位を下げて工夫していました!
クリスマス辺りの暴走ごはんはこんな感じです😅
血糖値が落ち着いて見えるのは暴走に合わせてインスリン単位をあげているからですね。。
お正月は酢の物や魚を食べ、お餅はほぼ食べませんでした💦胃もたれしてたようです。久しぶりに実家に帰省したのでお雑煮をずっと食べ、お母さんが私用に蒸かし芋にレモンと栗を混ぜて冷やしたモノを栗きんとんとして作ってくれました😭
※お芋類は冷やすと血糖値が上がりにくかったです。
この栗きんとんはハマって、家でも出産までちょくちょく作ってました🍳
産休に入る前のランチのお誘い…壮行会…久しぶりの友達との時間…
妊娠糖尿病だからと気を遣わせる訳にもいかず、インドカレー!ピザ!パスタ!アフタヌーンティー!に出かけていました😅
この時期の血糖値はこちら☟
ただし、できるだけ油を避ける・遠慮なくお店側に配慮の依頼をするを徹底しました。
例えば…インドカレーだと浮いている油分をすくい出す、ナンにギーを塗らないでもらう、量の調整、ドレッシングのお断りでした。
また、ピザもカスタマイズできるので、チーズを乗せないピザを選択したりしました。
アフタヌーンティーはもったいないのですが、クリームは残す・事前に一部メニューを断る・友人におすそ分けをしていましたが、結果我慢できず食べることもあったのでダラダラ食べずにまとめて食すようにしました😅
そこまでして…?と思いますが、工夫すると血糖値がアウトになることも少なくなりました!努力次第で外食だって楽しめる🎵そう思えました💡
なぜか後期になり、タピオカミルクティーをめちゃくちゃ飲みたくなったのですが、甘さを無糖にしてもタピオカに甘さがあり、2時間値に響きました。どうしても飲みたかった場合は、飲んだ後に1時間歩いて帰宅するとセーフでした✨
退院後、1ヶ月半長男は入院していました。とはいえ、搾乳していたのでお腹は減る!減る!減る!!のですが…体が身軽になったこともあり、ご飯に気を遣うように🌟
産後はお菓子もそんな欲してなかったです。初めての母乳育児でもあり、塩分控えるなどしてあらゆることに気を遣っていたら薄味も定着してきていました!慣れってすごいですよね👍
あとは毎日病院までお見舞いに歩いて通ってました(片道徒歩15分)
そのため、お昼は家から持って行ってたおにぎりとサラダチキンとトマトでしたね🍙
おかげで自制できた血糖コントロールのあれこれ
あれこれ予備知識はもらっていても…結局は経験したものに対して真に学びを深めていけるんですよね。とりあえず、やってみて・起きてみて・体感して・もう起こしたくない😢もしくはこれでいこう🌠を繰り返していました。
周りの妊娠糖尿病経験者は『もう不安で糖質制限して、甘いもの禁止にしてた💦食べてもほんの少し』という人しかいなかったのです。
ということは?おそらく病院の指示&指導通りに行っていれば…そんな気にすることもなかったかもしれないけれど、日常生活は入院とは違って思うようにいかないことだらけ!!できるだけストレスなく過ごしたいので、どこまでいけるか!?気になって気になって仕方なかったです。
私自身に起きてみて、学んだ血糖コントロールについてまとめてみました✍
血糖値スパイクが起こると超しんどい!
そもそも血糖値スパイクとは何か…?というと、食後の血糖値が急上昇・急降下を起こす状態を指すことをそう呼ぶようです。参考にしたURLはこちらです☟
私はお腹が減りすぎるが続いていると“とにかく何か食べたい”と食を求めます。その状態だと何か作っている余裕もないので、手軽に食べられるお菓子やパンを早食い!ドカ食い!してしまっていました。
早食いでペロリと食べ終わると…なんだかまだお腹が減っている気がして(満腹中枢が満たされていないのか?)追加でパクっと食べます。するとお腹は満たされ&急激に眠くなるのですが、その後わりと早めに空腹になってまた“とにかく何か食べたい”と食を求めました。勝手な解釈ですが、これが血糖値スパイクなのでは?と思っています。
低血糖に気づくの難易度高い!
低血糖になると私の場合は少し貧血気味になり、立ってるのがなんだかしんどくて心臓がドクンドクンしてる感覚がありました。
妊娠中って様々なマイナートラブルがあり、疲れやすい。だから何が低血糖なのかわからないことが多く、次に測定したときに恐ろしいくらい低いと驚きました。それからというものの、気になったらすぐに測定してみる✊を繰り返して、自分なりの低血糖サインを見つけ出した感じです。
低血糖になりやすかったのは、夕飯を食べてその後すぐに長風呂した後でした。温まることで体の代謝も上がっている+インスリン注射が効くためとのことでした🌀働いていると時間の融通が効かないので、よくよくなってました、、、
低血糖の時間が長くなると胎児に影響が出ることも…と何度も言われてたので、私は高血糖よりも低血糖を1番恐れていましたね。。
ゆっくりたくさん噛むだけで腹持ちよし◎
コース料理やアフタヌーンティーってなんだか少ないなぁ?と思っても、ゆっくり食べると知らぬ間にお腹膨れてませんか??
やっぱり時間をかけてゆっくり、多く噛むことでかなりお腹に溜まってました!それに血糖値が急上昇しないから急降下も起きにくく、お腹が減ってきても我慢できない空腹ではなかったのです。
病院からもこちらの指導はありましたが、実際やってみると体に負担がないことを実感しました💛
時間に追われてない時はなるべく時間をかけて食べるようにして、血糖値の変動が大きくならないよう努力しました。
おわりに
全体を通して見ていただくとわかるように、血糖値が基準超え×の日も多いですが気にはするものの、結構あっけらかんとして色々食べていたと思います(笑)
私はこの経験がなかったら、ここまで食に向き合うこともなかったので…どうすると体に負担があるのかと、その後の生活にも活きています🌟
病院の指示に従いつつも、極度に警戒せず…自分なりのさじ加減を見つけて、ぜひ妊娠糖尿病での経験を楽しんでほしいと思い、ブログを書きました☕
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この妊娠糖尿病中にお世話になった食事・おやつ・飲み物などについてはこちらでまとめています✍