少し前の2020年2月出産のお話になりますが、長男を出産した際の出産レポを書いてみました✍
予定日では高齢出産(早産で34歳出産になった)・妊娠糖尿病・33w前期破水からの緊急帝王切開→早産児というめちゃ盛り沢山の出産でした。
当初の予定では無痛分娩希望にて慶應義塾大学病院にお世話になっていたのですが、周産期・小児医療センターもあるこの病院でお世話になって本当に良かったと思っています💓どの先生も看護師さんも明るく優しいので快適に過ごせました✨
🌸ブログが長いのでところどころでタブ(アコーディオン)でまとめています🌸
長男出産のあらすじ
3年以上の不妊治療を行って高度生殖医療にも踏み込んだが、着床不全が判明し、投薬をしつつ…なんと自然妊娠😲
予定日が高齢出産と言われる35歳にもなることや周囲からの話を聞き、真っ先に無痛分娩を選択👍無痛分娩があり、着床不全にも理解があり、通いやすい慶應義塾大学病院の産科に初診よりお世話になりました。
妊娠初期から大量出血、妊娠糖尿病と経過も色々でしたが、逆子のままだったために無痛分娩が予定帝王切開に。ある夜中に前期破水が起きて、そのまま入院・当日緊急帝王切開で出産しました👶✨
出産までの心の準備ができないままだったから?、早く産んでしまった申し訳ない気持ちから?、産後メンタルからか?、産後すぐから2ヶ月くらいはふとした時にコソコソよく泣いてしまっていました💦その涙の理由もその時々で違いましたが、私は全て"私がこの子を守ってあげて子育てできるのか?"という不安が多かったですね。
長男が大きくなってきて、周囲から"ママ"と呼ばれることに慣れてくると『早く会いに来てくれたんだね✨先に退院させてくれて休ませてくれてありがとう』と思えるようになったけれど…あの頃の初産メンタルの渦中ではしんどかったな…😅
6wまでに無痛分娩予約
現在は分かりませんが2019年夏に妊娠した際には東京で無痛分娩を行っている病院は数少なく…この先の経過も不明だっていうのになるべく早い段階で分娩予約をする必要がありました。
慶應は遅くても6w頃に仮予約が必要と言われていて、初診予約の電話をしてもできるだけ早めに…と言われました。大きな病院に紹介状なしで初診で受診すると初診料が掛かるので、できれば他院で妊娠診断が欲しかったんですが6wって他院にも行かないレベルです😨むしろ妊娠に気づくか!?レベル。
不妊治療には知識エキスパートでしたが、分娩についてはノーマーク!!
検査薬で妊娠反応があってから初めて[いつ受診する][どの病院に行く][いつが安定期]というものを調べまくり、無痛分娩だけは譲れず…慶応義塾大学病院産科に行くことを決めました🤩あと無知すぎて初めてのたまごクラブも購入📚
無知というか、不妊治療していると先のキラキラ希望で溢れる情報を自ら取りに行くことに蓋をしてしまっていました。。同期や友達の話から掻い摘んで学んだこともあったけど、妄想でお花畑になると、がっかりした時の突き落とされる感覚が怖かったというのもあります。
5w4dで初診
慶應の受付電話からは「初診料が当時8,000円くらい掛かるので、初診予約を取り、そこから他院を受診して紹介状を持参した方がいいですよ」とアドバイスいただきましたが…
この数年、健診か不妊治療クリニックでしか婦人科受診していなかったので、どの病院に行けばいいか分からず…新しくいくのもめんどくさい。また、今回は投薬はしていたけれどバイアスピリンを横浜の某不育症専門病院で貰っていたのみであり、お世話になってた不妊治療クリニックでは妊娠確認してもらえず…えええいめんどくさい!とのことで突入しました💦
色々経過(下記記事参照)はありましたがおおむね順調に時は流れ…
32w診察時に帝王切開予約
骨盤位(逆子)だったので帝王切開の予約をすることになりました。戻る可能性もあるけれど、卵巣嚢腫を持っていたので”帝王切開ならば一緒に取ってもらいたい”と伝えていたので早めに予約することに!
思い返せば割とずっと逆子でした。膣側からエコーすると必ず足が見えていました👣私は特に戻すことを考えず、逆子体操をしませんでした。焦りもせずに身を任せるスタンスでしたね👣
💉「誕生日いつにするー?僕(先生)が手術できる日は●曜日と…」と選べました。まさか今日仮予約すると思わず💦急だったのでいつにするなんて決めていませんでしたが、38w前半頃に行うのが早すぎず遅すぎずかなとのことでそのあたりで予約を入れました💦
無痛分娩だったとしても仮予約はするのでもし希望日があれば後期に入った頃にはおおよそ決めておいた方がいいなと思いました💡
前期破水から出産まで
まずはじめに・・・入院施設について緊急入院では説明がなかった
入院予約を妊娠初期終わり頃に行うのですが、その際に入院案内の冊子をいただきます。初めて入院する時には読んでおくといいかなと思いますが、なかなかのボリュームで読み込む時間もないかなと思ってます😆💦
産科病棟については、コロナ禍前だったので病院内でマタニティクラスが2回あり、2回目後期の会で入院病棟の見学がありました。そこで各設備の案内を受けるのですが部屋の案内はあるけれど細かい説明はないものでした。とはいえ、入院前では充分な内容です✨
じゃあ質問しては?と言われればそうなのですが、学びの多い時間だったので細かいところまでその時に気づけなかったのが正しいです❌
私はこの前に妊娠糖尿病で入院していたので色々知っていましたが、産前産後に関わる部屋の説明は初だったので新鮮でした🎵
妊娠糖尿病で入院した際にシャワーの予約方法、洗濯乾燥機室の場所、病棟手前の使用ルール等を聞いていたのでなんとなくわかっていましたが、緊急で入院すると病棟での細かい説明が一切なく!説明いるかのお伺いもなく!これは次男の時も同様!で細かい点でどうしていいか分かりませんでした💦
予定入院の方は施設案内や病室周りの説明をされていました👧が、細かい点はなさそうでした💦教えてもらえると助かるであろうこととしては…
〇ご飯の献立表:
病棟入口入ってすぐの右側壁ボードにあり(シャワー室)
〇シャワー室で使う紙マットの配布:
ナースステーションの予約表のボードの下もしくは左の方にあり
〇テレビカード(ランドリーでも使うカード)の売り場や精算機の場所:
当時の入院案内の説明冊子にも具体的な場所の記載はなかった気します🤔特に精算機は次男の退院時にたまたま見つけて知りましたが、フロアマップには書かれてました💦
※2023年夏時点です↑2020年はもはや改装前なのでフロアマップは最新にしました。
〇洗濯乾燥機を使用する際に記名表があること:
使用する時に記名する。洗濯物の取り漏れ等のためにあるのかな?
〇Wi-Fiについて:
2019~2020年当時はWi-Fi持ち込みで使用できませんでしたが、次男出産の2022年は病棟入口入ってすぐの右側壁ボードに病院内フリーWi-Fiが書いてありました。外来病棟と同じものだったので、外来待ち時間にパスワードをセットしておくと勝手につながってくれていました📱💡
…これらは知りたかったです💦同じ時期に出産したママさんも知らない💦ってことが長男次男ともにあったので、私が徘徊して知ったものばかりでした💦
早速本題・・・33w0d*まさか…これが…破水?
33w0dになった夜中AM2:00 前期破水
AM2:10 病院に電話
AM2:10~ アプリも電話もタクシー捕まらず
AM3:30 病院の救急外来入口到着
妊娠後期に入ってから思うように眠れず、何度も夜に目を覚ますようになってしまってました。
1度目が覚めて寝付けなくなったので、リビングのソファでボーっとテレビを見てポテチを摘まんでいたら…2時頃に音もなく、予兆もなく、痛くもなく、急に温かい液体がお尻に染みわたってきて『う、、うわぁぁ』と声を上げちゃいました💦結構大量&匂いが独特だったのですぐに破水したと分かり、震えました。
だって、まだ33w入ったばかり。
マタニティクラスでは"28w以降はいつ出産してもおかしくないと思って意識して"と教えてもらっていたものの、どの時期に何が起きるとどうなるかまでのそこまではもちろん話もなく、仕事に精を出していた自分は調べも学びもしていませんでした💦
正期産より前に生まれるとどういうことなのか…分からないからこそ不安になって、出産が始まると思うと怖くて震えになったんだと思います💦
動くのが怖くて、夫を大声で起こし病院で配布されている"生まれてくる赤ちゃんのために"の教本にある電話番号に掛けて、指示を仰ぎました。
🏥「すぐにそのまま!シャワーも浴びず!入院の準備をして来てください。どのくらいで来れますか?」とのことで、タクシーを手配して向かいました。夜中2時半、当時わりと病院に近い新宿区に住んでいましたがタクシー全然捕まらないんです🚖歩いて行った方が早かったレベルで1時間後に手配できました💦
2つのアプリで配車依頼しても、電話でも時間がかかると…だから自家用車がない方はカーシェアの登録をしておく等もおすすめしたいです🚙
また、やっぱり28w入ったら入院の準備をしておいてねとも言われていたので、すぐ出れるレベルで最低限入院準備はしておくこともおすすめしたいです👜
私は入院の準備ができていませんでした💦これからやろうとしてほぼゼロで、、、、パジャマ1つ・充電器・ペットボトルをストローで飲むキャップ・麦茶・教本・診察券類だけ握りしめて乗り込みました👜
タクシー手配時に夫が破水したと伝えていたので、防水シートを敷いて迎えてくれていました。歩くたびに羊水が出てきているので歩いて乗り込むのも怖く、、でも行かないとで歩きました…車内では夫の膝枕で横になりながら向かいました。
*次男の時も破水が先でした*
MFICUに即入院
夫と離れ離れに…夫は待機
AM3:40頃 診察
この間、診察室で横になっていたのか記憶なし
胎動のたびに臓器に強い痛み、羊水が少ないと実感
AM5:00頃 身体測定等
病室へ移動
NST、胎児の肺の育成を促進する注射+インスリン注射
AM8:00 朝食(血糖測定+インスリン注射)
破水したことを家族(夫以外)に連絡📱
ここでやっと長男の胎動を感じたんですが、胎動が強い⚡いや、強いというか痛い⚡羊水が減っているから!?とますますドキドキしました💑💦
※次男の時はコロナ禍の終わり頃、病院には1人でしか入れないのでまぁ長男もいたことから1人で!タクシーにタオルめちゃくちゃ敷いて乗りました…🚖
車いすを用意してくれていたので、降りてすぐに乗せてくれました。破水した時のだっさい格好のまま、そのまま産科病棟に連れて行かれました。
だっさいパジャマ、汚れた下着、なんなら替えの下着を持っていなかったが介助してくれた看護師さんに感謝しかないです✨
夫は産科病棟入口にある待合フロアで待機していました👨
当直の先生の診察では…
🏥「赤ちゃんは元気👶うーん、逆子だね👣子宮口もまだ平気そう。陣痛もないのね。胎児の肺完成は34wと言われているので羊水が減っているけれど、肺が少しでも成長できるように絶対安静で入院しましょう。」と言われて、胎児の肺成長を促進するという薬剤を注射。。その前に血糖値があがる注射とのことで結構な高単位のインスリンを打たれました。
その後、着替えをし、血圧や体重測定を行ってから個室の病室へ…そこがMFICUの部屋だったと後で知りました。
部屋で少しだけ横になってたら朝食が運ばれてきました🍞ん?朝食?
ここでスマホを見れるようになり見てみると【え!?もう8時!?】はい、朝の8時でした。夫に連絡を…と思ったら、看護師さんが適宜話に行ってくれていたようで1度帰宅していました。自分の両親にも📱で状況を説明、下着がないこと、何も準備していないことを伝えるとすぐに準備してくれることに💦感謝しかないです。
朝食はサンドウィッチでしたが、食欲が沸かず…。
血糖測定器類を忘れたこともあり、食べる前に血糖測定&インスリン注射を看護師さんが行ってくれ、打ったからには食べないといけないので食べました。横になるとわかるのが胎動が結構臓器にダイナミックに当たって痛いんです。この痛みに耐えるのは耐えるとしても胎児が狭そうで不安でした。
緊急帝王切開決定!
AM10:00 診察
AM11:00頃 股のあたりに謎の違和感
AM11:30頃 お腹の張りが出る・看護師さんに違和感を伝える
AM11:40頃 再診察ですぐ手術か、様子見か医師たち相談
AM11:50頃 胎児の片足が子宮から脱出→緊急帝王切開決定
朝食の後、日勤の先生が診察するとのことで車いす♿で診察室へ。
この時のエコーは入院前の診察と状況は変わらずだったので、極力羊水が流れないようにと起き上がるのもやめてねと話がありました。
病室に戻って、11時頃なんか股のあたりに温かいものがあることを感じて、けど羊水が漏れたのかな?と思っていました。けど胎動の痛みだけでなく、お腹の張りも追加されてきたので声掛けをしていただいたタイミングで状況を伝えると…
日勤の先生が診察するとのことで診察をしてもらいました。診察はMFICUの部屋から廊下挟んですぐの場所ですが、またも車いすに乗って移動♿この移動で羊水減っていく気がして仕方なかったです💦
エコーすると子宮口が開いたというよりも胎児の片足が子宮口に突っ込んでいました👣私が見ても足入れてるってことが分かるモニター画面📺
先生🧑⚕️が「カイザーかな、様子見れるかな。ちょっと他の先生呼びますね」と言い、呼び出したのか?5人くらい医師らしき人が現れ、エコー見ながらすぐに手術するか話し合っていました。
すると、胎児の片足が子宮口から飛び出してきて、エコーの機械に触れた時…先生全員が「急いでカイザーしましょう!!次の空きは45分後、ここにしよう」と準備を始めました。さっき私が股に何か感じていたのは胎児の足だったんだ😲と驚きを隠せず…
💓長男は1歳頃から3歳半の今でも足を挟んで寝ます。私の背中に足を入れ込んだり、私の太ももで挟んであげたり…『足をこうすると安心するんだぁ』って言うので、胎児の時から足癖は変わらないんだなってほほえましいです👩
緊急帝王切開で無事出産!
PM0:00 病室へ戻る
手術説明を受けながら、体毛処理・着替えなどを受ける
家族に今から出産の旨、連絡📱
この慌ただしさに動揺を隠せず、涙が出る
PM0:40 病室を出る
看護師さんが手を握って応援してくれる
手術室に入ると名前と生年月日確認を受け、まな板の鯉に🐟
明るい先生たちの会話や話しかけに救われるが…
麻酔投入後から吐き気が強く、気持ち悪くてしんどくなる
PM1:00頃 無事出産
手術が決まってから45分後に手術室へ移動すると言われ、病室に戻り夫・家族に連絡📱もうそこからは看護師さんがてんやわんやでした。私の気持ちも不安でいっぱいで、今から対面するの?え?大丈夫なのか?どうなっちゃうの…と涙が出てきました😢
毛の処理、服着替え、血糖測定、最終排便・食事時間の確認…他にも色々していたかと思うけど、記憶にあるのはこのくらい💦あぁ、あとは急ぎで手術・麻酔等の全同意書の説明をされ、署名をしました💦今から手術だと言うのにもしものリスク説明を受けるのでさらに心臓バクバク…恐怖心でいっぱいになりました😢
病室のベッドから手術室に向かうストレッチャー?ベッドに移動し、手術室へ。
6階の病棟から5階に移動する時、もう不安すぎてその時の担当看護師さんに手を握ってもらい、励ましてもらっていました。手術室につくと【ぴぽーんぴぽーん】と機械の音…ああああああ始まるんだとまな板の鯉🐟麻酔医、執刀医、小児科医…色んな人が挨拶してくれました。
産休入ってから考えよう〜学ぼう〜と思っていたけれど、もっと早くから何が起こるのか、人様のレポを早くから読んでおけばよかったとも考えていました。到着したらもうなすがまま!できるだけ無でいれるように無でいれるようにと落ち着かせているうちに…
看護師「手術中は手を固定するけど何かあったらすぐに声出してくださいね!」
麻酔医💉「麻酔を入れので横向きになって丸まってください。少し痛いですよ~けど、すぐに足の感覚なくなって効いてきますからね~ぴりついたりしませんか~?」
先生🏥「先に破水して驚いたでしょう?すぐに対面できるからね!予定では卵巣嚢腫も取る予定だったけど、時間枠も限られていて緊急オペだから今回は取れないけどごめんね。」
先生👩「今ね、結構痛いことしているけど痛い?痛くないよね?麻酔効いているからね~」
とどの方も慣れている…明るい口調で話されると少しずつ心がほぐれて行きました💓
手術中も先生3人いましたが、明るい口調で手術の話をしながら執刀していたように思います。時々話しかけられて、少し緊張がほぐれました💓
先生👨「腹筋がすごいね!何か鍛えていたのかな?締まってますね!!」
…が、この辺りで猛烈に気持ち悪くなりました。気持ち悪いことを伝えると麻酔医が調整したり、吐き気止めを入れてくれたりしました💊それでも変わらず、この気持ち悪さ…実に1日中続くことに…
不安から気持ち悪さでしんどいに変わっていったとき、おぎゃーおぎゃー!!と泣き声が👶その時私は大泣き…涙の理由は【早く産んでしまってごめんね】という気持ちでした。。
先生🏥「おめでとう!男の子だよ!1回小児科の先生に診察してもらうからあとで対面しようね」とのことですぐに横のベッドで体ふき取ったり、羊水抜いたり等していたようです。
******
私の縫合中に小児科医が赤ちゃんをベッド脇に連れて来てくれました。
対面した時、小さくて驚きました👶新生児だから小さいのはそうだけど、今まで見た新生児よりも1周りは小さかったので「おめでとう…」と長男に声を掛けつつも、【早く産んでしまってごめんね】と申し訳なく、涙がまた出ました。
産後から退院まで
*入院スケジュール*
ご丁寧に配布された紙に何時に何をやったか、私は書いていました笑
基本この通りに行動していたようです⏰けど割と暇でした。
産後当日*絶不調!早速産後うつ気味に!?
*病室に戻ってから時間の感覚がよくわからなかったので時間の記録なし
術後回復室(?)で休憩 ずっと気持ち悪い、ずっと負の感情
病室に戻り、血圧確認や点滴、足の血栓防止の機械装着
各科医師が挨拶に来るもしんどくて対応したくない
夫・家族がお見舞いにきてくれていた…感謝✨も、出産の実感なし
気持ち悪く、喉の渇きもひどく、唇が渇いているのがわかる
徐々にお腹が痛くなってきて、少しずつ足の麻痺が取れてくる
ぐっすり眠りたいけれど眠れず、すぐに起きそうな眠りを繰り返していた?
3時間ごとの見回りでは、うがいと乳房マッサージしてくれた
術後は回復室なのか、5階のどこかの部屋に1時間以上は居た気がします。
”ボーっとして、気持ち悪いな、足の感覚ないな、本当に産まれたんだ?”とずっと考えていました。どちらかといえば産まれた~🌸ではなく、産まれたの…?💔というマイナス感情。。今思えば、この感情は気持ち悪さや急激なホルモン変化から来ていたのかなと思います。
産後、病室に戻ると鎮痛剤や点滴のセット、足の血栓防止の機械を設置されつつ…スケジュールを渡されました。というか、各科の担当医が挨拶に次々来ます💦妊娠糖尿病の内科、薬剤科などです😃
けれど、水分取れる翌日まで眠くなる鎮痛剤(?)が入っているようでずっとうつらうつら💤半分意識飛んでいる状態でした。だからスケジュールに目を通せず、もうそっとして~~~~という状態👼
その後、お母さん・お父さん・妹がお見舞いに来てくれていました。部屋の中を整理して、下着や服など(妹のだけど👩)を持ってきてくれていました。感謝、感謝👍
「おめでとう~!!!大変だったね!夫くんも来ていて今入院手続きに行ってくれているよ~」とのこと。あぁそうだ、入院手続きも深夜だったからまだだったんだ💦
おめでとう…か、おめでとうなのかな。。大丈夫かな赤ちゃん…と喜べなかったです💔けど親が底抜けの笑顔で喜んでくれ、病室に入る病院関係者もみんな祝福してくれる…
産まれたんだ、そうだ!産まれたんだ。。。と思ってました。
家族ともいっぱい話したいのに、ぼんやりして話せない。それよりも吐きそうな気持ち悪さがまだ残っていてつらい、、、いつ終わるか、この後どのくらいまでこの状態なのか、、紙は貰っていたけれどこの後のことが分からなかったのでぐったりしていました。
夫から赤ちゃんはNICUに入院しているけど無事、元気なことを聞き、一安心💓
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家族は早々に退散してくれ、1人病室で眠くないけど、眠いを繰り返してました。
帝王切開で産後すぐにSNSで出産報告している人すごくない!?スマホなんて見れないよ、って思いました📱💦病院の麻酔等の治療方針でも変わってくるのかしら?
3時間起きに看護師さんが見回りに来てくれます。気持ち悪さが酷く、喉も乾くが…明日朝まで飲水禁止と知り、毎回うがいをお願いしていました。そして…
乳房マッサージを看護師さんが行ってくれて、振り返ると恥ずかしいけれどその時はもうなすがまま…このマッサージのおかげで初乳搾乳もその後の授乳もスムーズに軌道に乗れたとありがたく思っています✨
ぼんやりしている意識の中でも看護師さんが丁寧に話しかけてくれて、「授乳する?最初からミルク希望?」か確認の上で行ってくれました。ミルク希望ややむを得ず母乳を与えられない場合は初乳の後に投薬で母乳分泌を抑制するとマタニティクラスで伺っていました👂どうするのか考えてみようって思ってたのに先に出産したので母乳希望で進みました🍼
産後翌日*ひたすら眠く…やっと眠れた!
夜中はずっと「私育てられるのかな…」と生活が変わることに動揺
AM8:00 飲水解禁!歩行練習も即効歩けて驚かれる+ロキソニン
お腹の痛みは傷が痛いだけで後陣痛っぽいのなし
AM8:00 赤ちゃんの様子を産科看護師(夫)から聞き、一安心
AM9:00 MFICUから一般産科病棟へ移動
AM10:00~ 夕方より食事開始・搾乳(授乳)開始のため、寝れた
PM2:00 ロキソニン → 赤ちゃん初対面💓
AM4:30 母乳相談室で搾乳方法を習う→ここから3時間起きに搾乳開始
PM5:00 夕ご飯が5分粥で開始*とてもおいしかったです!
PM7:30 搾乳
PM9:00 ロキソニン
PM10:30 搾乳
出産に向けた心の準備ができていなかったうちに出産したためか、寝不足で気持ち悪いことからも夜中はずっと”大丈夫なのか、かわいがれるのか、そもそも早く産んでごめんなさい”と負のループでした🔁
ゆっくり眠ってくださいね~って言われても気持ち悪くて喉が渇いて眠りたいのに眠れませんでしたね💦
朝になり、看護師さんが血圧測定等を行ってくれ、お水解禁🌟待ってた~🥛💓
※ここでのお水ですが、自前の水になるので緊急で入院した時は小銭を渡して買ってきていただくか、差し入れてもらうか(荷物と一緒に持ってきてもらってください!)
この後ぼんやり眠い感覚がなくなり、点滴の種類が変わったのか(?)眠くなる鎮痛剤が終わったのかなと思いました。お水を飲んだら吐き気もなくなってきました。
噂で聞いていた歩行練習も確かにお腹痛いけれど、腕の力ですぐ歩け…すぐというか結構普通に歩けて驚かれました。これはマタニティスイミングで筋力がついていたから体の体力もあったんじゃないかと思っています🐠
後陣痛もおそらくなく…子宮が戻る軽い生理痛はありましたが、傷の痛みのみでした。でも悶えて無理!ってものでもなく、普通に生活できる程度だったので痛みがあまりなかったように思います👶赤ちゃんがまだ小さかったこともあるのかな?
確かに起き上がる動作で傷が痛いので⚡お守りで勧められるがまま6時間起きにロキソニンをいただいていました💊おかげで快適でした🎵
歩行練習が終わると部屋移動をすることに💡
MFICUに入っていましたが、無事出産し母体に問題もないため部屋を開けなければなりません。この部屋個室だ!病室内の色調が一般個室とは異なるけど、差額ベッド代取られるのか!?と思い、恐る恐る聞くと…「MFICUは集中治療が必要な患者様に入っていただくもので差額ベッド代はかかりませんよ」とのこと。安心しました(笑)
4人部屋に移動してひと段落つくとすっごく眠くなりました、、、破水してからきちんと寝れていなかったので、術後翌日のここでやっと眠れました💤眠れるとスッキリして負の感情は収まってきていたので、寝不足ってよくないんだわと実感😅
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午後に赤ちゃんと初対面!!!!産科病棟と小児病棟がつながっているのですが、意外に距離があるのに歩いて行きました(笑)術後翌日は車いす使う方が多い中、歩けていたんですよね🌸対面するとするでとても感動したことを覚えています。
眠気も吐き気もスッキリして、さらにかわいい小さな我が子を見たら負の感情は消えてってました。すごく愛おしい…
産まれてきてくれてありがとう✨とここで初めて心の底から思えました✨
赤ちゃんがNICUに即入院したこともあって、授乳は基本搾乳🍼搾乳器で絞ったものを小児病棟へ運んでもらいそのまま飲ませてもらうような形です。
搾乳器の使い方、手動も電動もどちらもあり。助産師さんがかなり面倒を見てくれます。搾乳していなくても、どの助産師さんも病室に顔を出して気にかけてくれましたし、申し送りも細かく連携されているので看護師(助産師)さんの交代があっても”なんで知ってんだ!すごい連携してくれている🌟”と感激していました💓
慶應では母乳育児を勧めていますが、母体回復を中心に考えてくれているようで、体が辛かったら授乳(搾乳)もスキップできましたし、3時間起き授乳や自立授乳や選べました👶が、赤ちゃんがまだ保育器の中にいてミルクを飲むのも鼻からだったりしていたので3時間起き授乳しか選択肢はなし。
3時、6時、9時、12時…の3時間おきに授乳してくれるため、その授乳に出してもらえるよう少し前の2時半、5時半、8時半、11時半に搾乳して提出してました🍼
ちなみに夜通し寝たかったら搾乳も授乳もスキップして寝れます💤
産後2日目*自分でも驚くほど体が元気に!!
この日以降のスケジュールは*入院スケジュール*にメモしている通り🎵
この日は搾乳しかやることがなし
朝に背中に入っていた痛み止めの管が抜かれて、さらに行動しやすくなり!けど、これがなくなったら痛みが強くなってきました😅💦子宮が戻る傷みと傷の痛みと軽い後陣痛かな?が発生していたと思います。それでも!動きやすくてラクチン🎵
朝食から全粥ごはん🍚全粥といいつつパンだったのでもう普通のごはん感覚でした😊
この日は搾乳しかやることがなく…赤ちゃんに面会できる時間に少し顔を出し、何もない時間は寝ていました。
やっぱり寝不足はよくない、寝ると元気がみなぎってきて心も体も元気いっぱいでした🌟この日にやっと友達、職場に出産報告📱だけど、友達も産休中に会う予定だった子や連絡が来た子にしか伝えられず、、、明るい気持ちではあるものの、早産だったので気を遣わせてしまうかなと思い…自分から産まれた発信は控えていました。
とまぁ、早産じゃなくても自分から自分のことを発信するのは苦手なので、友達向けにはしていなかったと思います(笑)
搾乳は3時間起きに根気よく搾乳器で絞っても10㎖くらいしか出ず、こんなんでいいの!?と思いましたが、やることもなく、できるだけ赤ちゃんに免疫を送ってあげたい一心で続けていました🍼「最初は皆さん出なかったりしますので充分ですよ」という助産師さんの励ましに安心して続けていました😊
全然母乳出ていないのにおかしいくらいお腹がすくようになって、ごはんが待ち遠しかったです🐽お昼から常食でした🍚
この日の夜は夜中の搾乳をスキップして、明け方まで寝かせてもらいました💤けれど、何度も目が覚めてしまって通しては寝れなかったです。それでも母乳相談室に搾乳しに行くよりはベッドにくるまっていると楽なので助かりました✌
産後3日目~5日目の退院前日
スケジュールは*入院スケジュール*にメモしている通り🎵
入院生活も板についてきて、快適に過ごせていました。この2020年2月は好きなタイミングで外来エリア(コンビニやスタバ)に行けました☕だからスタバの席には患者さんとその家族なんかが面会している姿も多かったです。
また、6階産科病棟入口前の待合スペースも面会の家族や友人でにぎわっていました。
2022年年末はどちらも行動制限がありました💦
産後3日目には隙間時間に名前を必死に考えて、夫に相談したり、私の両親が赤ちゃんに面会に来てくれたりしました。2020年2月はコロナ流行直前であり、NICUに入っていてもジジババも面会できる時代でした。私の両親がとても嬉しそうに赤ちゃんに接している姿を見ると、ひとつ親孝行ができたのかなと嬉しく思いました。親のために産んだ訳ではないけれど、娘の幸せを喜べるって幸せなんだろうなって思えました🌸
産後4日目には毎度顔を合わせる搾乳している仲間たちと話しながら搾乳するようになっていました。赤ちゃんが直母できない場合は搾乳して母乳を届けてもらいますが、その時はNICUやGCUで入院している方が数名でした。どういった経緯でこの病院に来たか、中には搬送されて慶應で出産することになった方も…😲また、結構遠いところから来ているママが多く…八王子や埼玉、千葉と山梨の方もいました🚙さすが大学病院!と驚きを隠せませんでした💦
出生届を発行してもらう際に母子手帳を預けました。慶應での出生届は病院所定のフォーマットで作成されるため持ち込みはできません❌おしゃれで可愛い出生届の用紙がありますが、今はもう病院もデジタル化が進むし、わざわざ持ち込んだ用紙に印字はしてくれないよねと妙に納得しました。。。
赤ちゃんの名前については悩み出してこだわりだすとキリがなく…夫婦で何を譲れないものとして考えるか相談してました📕
産後5日目になるとまたも気持ちの上下が激しくなってきました。比較的穏やかに過ごせていましたが、急に悲しい感情が出てきたりして不安定でした。明日の退院してからの生活がまだ想像できないことや、赤ちゃんを置いて先に私だけ退院することも不安だったのか…普段なら”なんとかなるよね?😊”と思えそうなのに結構落ちていました。。また謎の病原菌(コロナ)がニュースで取り上げられていた時期…得体が知れずこれも恐怖でした🐛
感情の起伏も看護師さんに話すと「不安になって当然よ」と励ましてもらえ、安心していたことは覚えています。
朝の診察で傷口の確認をして抜糸してもらいました✂️その時に出生届と預けてた母子手帳をもらいました。出産の様子が記入されてて嬉しかったです🙏
最後の夕食はお祝い膳💓
またお祝いの品として写真立てのお仕立て券もいただきました🎵
退院日*ママだけ先に退院
退院時間は最後の診察(赤ちゃんと一緒に退院なら赤ちゃんの診察も含む)以降、選べます。1時までに退院すれば何時でもOKでした✨
AM7:30 最後の診察
AM8:00 朝食 → 搾乳
AM10:30 NICU面会
AM11:00 会計窓口に行き、私が入院会計を済ませた→赤ちゃんの診察券作成
AM11:30 搾乳
PM0:00 NICU面会
PM1:00 あっけない退院
※2022年次男出産時とは会計手順の状況が若干異なりました。入院患者が会計に行くのはダメとは言われていませんでしたが、入院患者が外来エリアに行ける時間帯が決まっており実質患者が入院中には行けなかったです。
快適だった入院生活も終わり、私だけ先に退院することになりました。自分の体としては傷の痛みは多少あるけれど、もう普通に過ごせるよう回復していたので早く退院したいなぁと思ってました☺️
しかし、退院すると赤ちゃんと離れて生活するのでそれはそれで心配であり寂しくもあり…早産だったからママ先輩方に聞いたことのある冷凍母乳のことを思い出し、『今の私にできることは母乳をお届けすること、会える時間はそばにいてあげる事だから面会は毎日行こう』と気合いをいれてましたね😂
※NICU→GCU→退院までについてはこちら
最後の診察で体重計に乗るんですが、まさかの全然減っていない…胎盤は?羊水は?とはてなだらけでした。産後は体が浮腫みやすいようで溜め込んでるのかも?と先生より話があったので少しばかり安心したものの、お腹も産前までへっこんでない!むしろまだいます?状態🤰笑
調べると少しずつ元に戻るとのこと…知らなかった😅何ヶ月もかけて大きくなったお腹はそう簡単に戻れなくて当然か、体を張って出産する体に拍手👏
朝食もいつも通り配膳されて、3時間起きの搾乳をしましたが搾乳仲間に今日退院することを告げてお別れの挨拶🫡。。NICUやGCUに入ってる赤ちゃんママたちとは『面会で会えるね』って話や『1ヶ月検診いつー?』なんて再会できることを楽しみに会話しました🎵中には連絡先を交換してママ友になった方も…❤️
その後、少し面会するも眠っていたのでそのまま入院会計へ。今考えると入院患者が外来時間にウロウロしていないかと思うのですが、当時はパジャマ(入院着)に点滴付いてる人がウロウロしていました。もれなく私もパジャマで向かい、会計をしました💤会計する時に赤ちゃんの入院費の精算もしますが、入院中だったため末日締めで後日精算に…その時に赤ちゃんの診察券も作ってもらいます💳
伝えなくても分かってくれそうですが、言わないと作ってもらえなかったと搾乳仲間に聞いてたので作りたいと伝えたところ『準備してますので案内をお待ちください』と言われてしまい、色んなこと対応されてるからか入院会計の人でも流れの分かる方と分からない方がいるのかな〜?と思いました😇
会計も退院時間の1時より早めに向かったからか待っている人もおらず少しの待ち時間で済みましたが、退院時間頃は混んでそうでした。
病室に戻り、最後の搾乳へ向かいました。後から出産された方が搾乳してましたが、顔をよく合わせてた搾乳仲間がいなかったのでみんな退院の準備や退院しちゃったかなって寂しく思いました💦
その足で赤ちゃんに先に帰る挨拶をして、病室に戻ると…昼食の配膳が始まってましたが、もちろん私の分はないので退院することを改めて実感。。
今回夫がどうしても来れないこと、私自身がもうかなり回復して自宅くらいまでタクシーでひとりで戻れそうなことから迎えなしで退院しました。親に話したらわざわざ駆けつけてくれそうだったので、ひとりとは話さず退院!🚕
この退院の時も誰かから声をかけられることがあるわけじゃなく、最後の診察の後は好きな時に退院するスタイルのようです☜これらは妊娠糖尿病や今回の入院で周りが退院してる時の様子から知ってました😂だからそろそろ帰ろうかなと言う時に私服に着替えて、ナースステーションに声をかけて帰ります。すると手につけていた患者タグを✂️切られて『退院おめでとうございます』と言われて病棟を後にしました。うーん、なんだろう?もう少し『おめでとうございます!体に気をつけて過ごしてくださいね!』みたいなお見送りがあるのかなと思って期待してました…これは完全にテレビの見過ぎです😂
今回は赤ちゃんより先に退院するので、赤ちゃんも抱いてなければお迎えもないし、私も特に気になるところがなさそうなのにで特段…だったかもしれません😂
*最後に余談*入院は4人部屋で部屋の中の人とは会話をしてませんが、お見舞いに来られた方との会話や診察から聞こえてしまってどんな方が入院しているのか分かったことは…
双子ちゃん切迫早産、普通分娩(先に退院)、無痛分娩(あとから入院)、妊娠糖尿病の方と同室だったようです。
また、病棟前の待合フロアで話しかけられたママさんは赤ちゃんが先に退院し、自分はまさかの1ヶ月くらい入院予定だと言う方もいました。妊娠の経過は順調だったと言うことは聞いたのですが、入院理由は伺いませんでした。出産は何が起こるのか分からないし、ひとりひとりにドラマがあるんだなぁとしんみりしたことを覚えてます😞
おわりに
当初は無痛分娩があるからという理由だけで慶應義塾大学病院にお任せしようと思ったのですが…
妊娠してみると妊娠糖尿病や早産があり、総合病院かつ周産期・小児医療センターもあるこの病院で最初からお世話になっていて本当に良かったと思いました💦
豪華な食事やママ向けマッサージとか優雅なメニューはないけれど、ママになるための基本を寄り添って教えてくれますし、病棟も綺麗です✨
ただ、病院が大きく広いので…外来や会計の待ち時間が長いとか、何をするにも事務的なところが分業されているので⚫︎⚫︎窓口に行ってくれ、ルールが多い等とめんどくさかったりはしました💦教えてもらえてないことというのはちょくちょくありましたが😂逆にガツガツ聞くべきだったのかもしれません😆
私はその、出産に関する診察や治療の部分でのマイナス面が見当たらなかったのでぜひ次もここで産みたいなと思えました✨